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幕末Rockやったよ

エキセントリックな予感がしたので買ってみた。
ちなみにわたしは幕末あたりの知識もロックの知識もほとんどないです。

  • 結論から言うと「アニメでやれ」。立ち絵方式のゲームはシナリオで魅せないとなんだけど、世界観の割にシナリオが良くも悪くも普通なので、盛り上がりに欠けるっていうか面白みがないっていうか…。アニメでキャラに動きがついたら、もっと面白くなると思う。まあ夏にアニメやるらしいし、元々そのつもりだったんだろうね。
  • 見れば分かる通り世界観がぶっ飛んでいる。幕末のはずなのにライブ会場がある。機材も完備。照明も使いまくりだし…っていうかロックやってる時点でもうね。銀魂は宇宙人が来たからああなったって説明があるけど、こっちは何でこんなことになったのか、説明は一切なし。まあそういうことに突っ込んではいけない作品なんだろう。いや知ってたけどね。
  • 話は、すごく簡単に言うとロックの力で維新だ!っていう流れ。ジャンル的に「幕末+うたプリ」って思われそうだけど、どっちかっていうと「幕末+マクロス」。AKB0047の方が近いかもしれない(けど、アニメちゃんと見てないからよくわからない)。
  • 主人公サイドは坂本龍馬・桂小五郎・高杉晋作の幕末志士たち。対するは井伊直弼・徳川慶喜に新選組とかいう愛獲(アイドル)グループ+幕府。ちなみにこのゲームに志士(しし)は存在しない。いるのは志士(ロッカー)だけ。作中ではマジで志士と書いてロッカーと読まれる。しかもルビなし。実にロックである。
  • 志士(ロッカー)組は谷山紀章・森久保祥太郎・鈴木達央というガチ勢を揃えてるので演技も歌も文句なし。新選組は森川智之・小野賢章。このラインナップになぜ小野賢章?って感じだったけど、歌はうまい(ロックではない気がするけど新選組だからまあいい)。演技は…途中からはまあまあだけど、最初の方は結構おや?って感じ。調子乗ってくるまで時間かかる人なんだろうか。あるいはこういうキャラ合ってないような気もする。なんだか初期の森田成一を思い出すので、コルダの火原君みたいなキャラやらせたらいいんじゃないかな(すごい適当に言ってるよ!)。ちなみに一昔前だったら確実に高橋直純だったよなーこのポジション、って感じである。
  • ゲームの流れはアドベンチャーパートで志士達の話を追いつつ、ところどころに音ゲーが入る感じ。アドベンチャーパートはガチで話を読むだけ。選択肢はあるけどシナリオ分岐はほとんどあってないようなもの。まあ音ゲーがメインだからいいっちゃいいんだけど…。音ゲーの難易度はそこそこかな? わたしがこの手のゲーム苦手なのを踏まえた上で、難易度ノーマル初見でとりあえずクリアできるくらい。イージーならS評価狙える。ハードは無理ゲー。そんな感じ。タイミング的に難しいとか理不尽ってのはないので、まあよく出来てると思う。
  • 萌え要素はかなり薄い。自分としては、安易に萌えに走らないのがかなりポイント高い要素だったんだけど、でも皆無ではないんだよなー。そのBL要素いらないだろ!みたいなのが少しだけある。主にスキット(おまけシナリオ)とかだから、スルーできる範囲内だけど。でも本当これが残念。